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New Video 2025.01.22 on air

教えて!栗田先生の矯正相談室#4_2025.01.22放送分

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Interview Kurita Yosuke

栗田:みなさん、こんにちは。本日も始まりました「教えて!栗田先生の矯正相談室」、MCはマロニエ矯正歯科クリニック院長の栗田容輔です。この番組では矯正に関する知識やお悩みなどを中心に矯正歯科のあれこれについて本音でお届けしたいと思います。そして、本日も私と一緒に番組を進めていただきたく、この方をお呼びいたしました。

水梨子:初めまして、水梨子と申します。よろしくお願いします。

栗田:よろしくお願いします。

水梨子:今日は子どもの歯科矯正についてお話いただけるということで、私も楽しみにしてきました。先生、お願いします。

栗田:はい。歯科矯正は子どものうちにやったほうがいいとか大人になってやるべきだとかいろんな話があると思うのですが、そのあたりからお話しますね。
永久歯が生え揃った大人の歯科矯正は、ワイヤーで歯を動かしていきますが、それよりも早いタイミングでやるのが子どもの歯科矯正です。本番の矯正は大人になってから、子どもの矯正はその前準備という位置づけです。

水梨子:子どもの矯正は何歳からできるのですか?

栗田:大体6~8歳ぐらいですね。でも歯並びが気になってから相談に行かれる方が多いので、実際はばらつきがあります。いろんなお子様がいますから、本人がしたいかどうかというのもありますし。なので始めるタイミングは歯並び次第、お子様の性格次第というところですね。

水梨子:子どもの矯正はどのように行っていくのでしょうか。

栗田:子どもの矯正は、成長期を利用して骨格から動かすということなのです。全部永久歯に生え変わると骨格も固まってしまいますから。

水梨子:大人の矯正とは根本から違うんですね。

栗田:骨格にそんなに問題がなければ子どもの矯正は不要かもしれませんし。もちろん骨格に問題があるまま成長してしまったとしても手遅れというわけではありません。

水梨子:大人からでも始めることができるのですね。

栗田:骨格はもう動かせませんが、歯は動かすことができますからね。

水梨子:子どものうちに骨格を治したい方は治したほうが、後々の治療がしやすいということなんですね。

水梨子:そもそも歯並びはどうして悪くなるのでしょうか。

栗田:骨格が原因の場合と癖が原因の場合があります。そもそも人間は歯並びが良くなるようにはできていないんです。生まれつき歯並びがいい人はたまたま運がいいだけです。

水梨子:え、そうなんですか。

栗田:顎の大きさ、歯の大きさがちょうどいい人しか歯並びが良くならないんです。そんな人は1割もいません。あとは舌の癖ですね。今、舌がどこにありますか?

水梨子:私は上の歯にも下の歯にも触れてないです。

栗田:正解です。歯に触れてたらダメなんですよ。上顎につくかどうかぐらいがちょうどよくて、舌で歯を押しちゃうとしゃくれたりすきっ歯になったりします。だから元の骨格が良くても、舌の癖で歯並びが悪くなることもあります。

水梨子:いろんなタイプの装置やマウスピースがありますが、子どもの矯正って何年ぐらいかかるものなんですか?

栗田:2~3年ぐらいですね。大人の矯正も同じぐらいかかります。歯も骨格もすぐには動きません。じわじわやっていくのが矯正治療なので。でも何をどれぐらいやらないといけないかは個人差があります。

水梨子:気になるのがお値段ですよね。

栗田:一番気になると思います。これもまちまちなんですが、大人は大体80~100万円、子どもはその半分の30~50万円ぐらいです。両方やったらすごくお金がかかると思うでしょう?でも差額で移行するので。

水梨子:子どもの矯正・大人の矯正をセットでやる場合も、大人の矯正だけをやる場合も、トータルではそんなに変わらないということですね。

栗田:そうしている歯医者さんが多いと思います。

栗田:もう一つお話させていただきたいのが、子どもの矯正をするメリットとデメリットについてです。骨格や癖を早めに治せて、大人の矯正をやりやすくなるのはメリットです。それと、お子様が歯並びにコンプレックスを感じている場合、小学生のうちからきれいにしてあげられるのはいいですよね。

水梨子:お子様は気にしますよね。マスクをずっとしているわけにもいかないですし。

栗田:一方、デメリットは治療期間が長くなることでしょう。トータルで数年かかりますから、モチベーションも下がってきますし疲れますよね。

水梨子:きっと後から「やって良かった!」と思うんでしょうけど、治療中はつらいですよね。

栗田:あと、「子どもの矯正だけでは終わらない」ということはぜひ多くの方に知っていただきたいです。子どもの矯正治療はあくまでも前準備ですから。子どもの矯正しかやっていないクリニックもありますが、コストや効率を考えると最初から大人の矯正をやっているクリニックを選んだほうがスムーズに移行できると思います。

水梨子:知らなかったので本当に勉強になりました。でも、子どものうちにやるべきかどうかって判断が難しいですよね。

栗田:ネットで調べても分かりませんからね。気になったら早めに相談しましょう。一般の歯医者さんではなく、矯正の専門医に聞くのがいいと思います。

水梨子:さて、早いものでエンディングのお時間です。子どもの矯正から大人の矯正を引き続きやるということが今日学べたので、これからお子さんの治療を考えている方にはぜひ意識していただきたいですね。先生、ありがとうございました。

栗田:ありがとうございました。

Company Profile

マロニエ矯正歯科クリニック 院長

栗田容輔 Kurita Yosuke

2010年に東京歯科大学を卒業後、歯科医師免許を取得。その後、東京歯科大学水道橋病院で矯正歯科に従事。2016年には、日本矯正歯科学会の認定医資格を取得。 インビザライン認定ドクター。2017年、マロニエ矯正歯科クリニックを開設。

http://marronnier-kyousei.com/