Interview Sato Shinji

川上:ここからのお時間は、佐藤信次のヒーロー活動地方創生チャンネルをお届けいたします。この番組のナビゲーターを務める川上実津紀です。
この番組は地方創生、そして日本を元気にするをテーマに、さまざまな社会問題に取り組んでいるゲストの方をお招きし、問題点や解決に向けての活動などを分かりやすくお届けする番組です。そして、この番組のMCは、合同会社社長のミカタ、CSOの佐藤伸次さんです。よろしくお願いいたします。
佐藤:よろしくお願いします。
川上:今回は、先月ゲストにお越しいただきましたミカタkidsフリースクールの伴野真教さん、石川高也さんを再びお迎えします。よろしくお願いいたします。
一同:よろしくお願いいたします。
川上:先月も、様々な学びのあるお話をたくさん伺いましたが、どうやら先月お聞きいただいていたラジオリスナーの方から「もっと深く知りたい」というお声があったということですよね。
佐藤:そうなんです。新しいことをやっていらっしゃるので、前回放送だけでは魅力がなかなか伝わらないということで、今日もゲストに来ていただきました。
川上:それでは改めてミカタkidsフリースクールについて、どういった学校なのか教えていただけますでしょうか?
伴野:ミカタkidsフリースクールを作ったのは「誰一人置き去りにしない教育を作っていく」という理念から、不登校であったり、引きこもりの子どもたちが、何か活躍できるような居場所を作っていきたいと思ったからです。それをメタバースの中でしてみようとミカタkidsフリースクールを立ち上げました。その中で、子供たちの好きを伸ばしていくということをこの学校でしていきたいなと思っています。
川上:本当に素敵な学校です。今回は、ミカタkidsフリースクールのことをより深掘りしていきたいと思います。

川上:今回はウェブアプリやミカタコインのことなどを中心に、お話を伺えると聞きました。
石川:前回はいくつかのコースカリキュラムをご紹介したのですが、そのコースカリキュラムが連動する管理システムのウェブアプリケーションを設計しております。
これは、生徒が「楽しく金融を学ぶ」というところをコンセプトとしています。まず、このスクール内で、使えるミカタコインという通貨があります。この通貨は、スクール内のポイント制のような形で、自分のお財布にミカタコインが貯まっていきます。また、目標を設定でき、計画的な資産形成を勉強することもできます。
川上:素晴らしいですね。
石川:さらに、金融経済に関するクイズもあり、クイズに挑戦するうちに金融知識も身についていきます。「やればやるほど子どもたちの自己肯定感もあがり、学校が楽しくなる」というような仕組みです。
佐藤:お金はすごく大事ですが、日本の教育ではなかなかお金について学ぶ機会がなかったのでいい仕組みですよね。
石川:そうですね。幼い頃から、金融のリテラシーと自己肯定感も高めていけるような仕組みになっています。
また、スクール内で貯めたミカタコインですが、アプリ上でどのぐらい貯金ができたか一目で確認できるようになっています。さらに、最初の段階で貯めたミカタコインの使い道などの目標も設定できるようになっています。
佐藤:目標設定の力も身につくのですね。
石川:そうです。ただ単にこの貯金が増えればいいというわけではなく「この数字に達したら、何をする」という目標を最初に設定してもらっています。そうすると、達成した時の喜びっていうのが形として現れます。
そして、一生懸命獲得したコインは、ストアで商品と交換できる仕組みを作る予定です。Amazonみたいに何でもあるわけではないのですが、この学校を支援してくださる企業様の商品が並びます。
佐藤:企業から見ると、PRにもなりますし、社会的意義もありますよね。
石川:そうですね。また、社会貢献というところでは「子どもに対する教育支援を通じて、SDGsを達成していこう」という循環型の仕組みを作ってます。金融のリテラシーを上げ、自分が達成して得たもので誰かにプレゼントするなど、幸せの循環というような意味でこのストア機能を作った次第です。
川上:幸せの循環といういいワードがでましたね。生徒からすると、自分が頑張ったことで周りの人が幸せになったり、自分が幸せになったりしますよね。自己肯定感に直結する仕組みで本当に素晴らしいですね。
石川:そう言っていただけて嬉しいです。
川上:これがスタンダードになったら、いつか日本の未来も少しずつ何かしら変わるような気がします。

川上:ミカタkidsフリースクールはメタバーススクールとお伺いしましたが、基本的な通学に対して何か必要な環境はあるのでしょうか?
伴野:パソコンがあればどこでも入ることができます。
川上:便利ですね。スマホでも入れますか?
伴野:スマホは今のところまだ入れないですね。
川上:PCが必要ということですが、ネットカフェや公共のアクセスポイントでも通学できますか?
石川:Wi-Fiの環境があれば、どこからでも入って来られます。
川上:例えば旅行中とかで別の場所にいても、学校には通えるのですね。
伴野:海外でも大丈夫です。青空教室みたいに本当にどこでも入れますね。
川上:いいですね。新しい学校のあるべき姿、その一つかもしれません。さて、その他のポイントとしまして、先ほどもスポンサーという言葉が出てきましたけれども、支援社の皆さんにとってのメリットというのはどういった部分にあるのでしょうか?
石川:そうですね。支援する企業様は自社の商品をストアに掲載して、子どもたちに購入してもらうということも一つですし、あとは宣伝も兼ねています。一番のメリットは、循環型の仕組みを作っておりますので、このフリースクールを卒業する子どもたちを即戦力として、企業が優先的に採用できるということです。
川上:素晴らしいですね。大人も子どもも一緒に関わり合って作っていく循環型のスクールはなかなかないですよね。開校はいつ頃でしょうか?
伴野:夏以降になります。もうそろそろです。
佐藤:今、モニターさんをどんどん募集しています。
川上:そうなんですね。これはラジオをお聞きの方が「うちの息子を通わせたい」ということもできますか?
伴野:もちろんです。
川上:じゃあ、何と検索していただきましょうか。
伴野:「ミカタkidsフリースクール」で検索していただきましょう。
川上:もしかしたら日本の未来も変えるかもしれないフリースクールに、ぜひ一度ご注目いただけたらなと思っております。本日はありがとうございました。
一同:ありがとうございました。