ShibuyaCross-FM

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New Video 2025.05.19 on air

「繊細さんいらっしゃい」第12回放送2025年5月19日 ゲスト:齊藤三希子さん ハッピーマックスみしまさん 三本明史さん 飯田由香莉さん 戸村竜太さん

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Interview Ishibashi Noriko

石橋:みなさんこんにちは。本日も始まりました繊細さんいらっしゃい。MCは、わたくしカウンセラーの石橋典子です。最終回となる今回、これまでご出演いただいたゲストの方々がスタジオに駆けつけて下さっています。

まず、前半コーナーのゲストをご紹介いたします。第3回ゲストのエスエムオー株式会社代表取締役齊藤三希子さん、第4回ゲスト釣り芸人・司会・ハウスクリーニング業も行っているハッピーマックスみしまさん。そして第5回ゲスト「鮨みもと」大将の三本明史さんです。

一同:よろしくお願いします。

石橋:今日は、皆さんにご出演いただいた時のことや改めて繊細さんについてなどお話を伺っていきます。はじめに、みっきー(齊藤さん)は出演時の思い出などはありますか?

齊藤:繊細さんは人に相談できずに抱え込んでしまう人が多いと思うのですが、ラジオでこういう人がいるということや解決方法などをシェアできたり、聞けたりしたのがすごく良かったです。

石橋:ありがとうございます。やはり個人セッションは予定を合わせたり、予約をしたりとハードルが高いため、私はラジオや書籍でヒントとなることをシェアしています。

齊藤:繊細さで悩んでいるのは、「自分だけではない」ということが広く知れ渡るといいなと思っています。

石橋:そうですね!ありがとうございます。
続いて、私の行きつけのお店「鮨みもと」の大将、三本さんにお話伺っていきたいのですが、ご自身ではその繊細さに自覚がないとおっしゃっていましたね。

三本:繊細さんの自覚はないかもしれません。

石橋:お店に通う者として、お寿司を握る時だけではなく、接客や予約をとる時も気を使っていただいているため、三本さんの繊細さをひしひしと感じております。

三本:そうですね。確かに下処理や仕込みなどは繊細な部分もあると思います。

石橋:ネタを選ぶところから仕込みなど、営業時間前から繊細さが求められる準備が始まっているのですね。
そして、ハッピーマックスみしまさんには昨年の9月にご出演いただきました。今日もこの衣装なのですね。

ハッピー:そうですね。この衣装とか芸人という職業で繊細さが感じられない印象を受けると思うのですが、根は繊細、真面目と周りの方からよく言われています。

石橋:ハッピーさんは話す時もよく声が通るのですが、静かな一面もありギャップがありますよね。

ハッピー:大きな声は、職業病ですね(笑)今日の楽屋は、特に繊細さを出してました。ただ、自分の中にオン・オフがあり、ネクタイを締めて、ジャケットを着ると、「よし!やるぞ!」という気持ちになります。

石橋:すごくわかります。

ハッピー:それこそ番組のBGMの流れた瞬間、典子(石橋)さんの雰囲気がシャッとしましたもんね。

石橋:そうですか?でも、言われてみると、聴覚が敏感なので音でスイッチが入ることもあるかもしれないですね。

石橋:後半のコーナーのゲストは、第6回ゲストでアーユルヴェーダセラピストでヘアスタイリストの飯田由香莉さん、第7回ゲストでルアーショップVILLAGEDOORの戸村竜太さんです。

一同:よろしくお願いします。

石橋:まず、由香莉さんには11月に出演していただきましたが、「繊細さは自分の一部」というお話が印象的でした。

飯田:他のゲストの方の放送も聞かせていただいたのですが、それぞれ共感するところがあり、やはり自分の中の繊細というのも個性で、一部だと今は確信できました。

石橋:なかなか自分の繊細さを受け入れることが難しい場合もありますので、繊細さを自分の個性と言えるのが素晴らしいです。

飯田:本当に皆さんのお話聞いてて、勝手に同志みたいに思っていました。他のゲストさんともお話ししてみたいと思っていたので、今日はお話できて嬉しいです。

石橋:実は、今日の放送内容は、由香莉さんが他の方にも会いたいとおっしゃっていたことからヒントを得て、企画しました。無事に今日を迎えることができ、私も嬉しいです。
続いて、戸村さんにお話を伺いたいのですが、戸村さんは前回来ていただいた時は放送後に釣りに行っていましたよね。

戸村:そうですね。放送後に、そのまま釣りにいきました(笑)

石橋:釣りの前に寄っていただいて、ありがとうございました。放送で思い出に残っていることはありますか?

戸村:出演させていただいた後に、お客様から「聞いたよ」と声をかけていただきました。あと、僕は繊細さもありますが、逆に自分が人に強い言葉で言ってしまう可能性があるため、「気をつけなきゃいけない」と感じました。繊細な人がいるからというわけではないのですが、知らないより知ったことによってみんなが暮らしやすい社会になるといいですよね。

石橋:わかります。私も、知ることによって皆様の日常に快適さが増えるといいなあという思いで、本を書かせていただきました。

戸村:典子(石橋)さんの本を読んで、気がついたこともありますし、私は接客業をしているため、より気をつけようと思います。

石橋:番組時間も残りわずかとなりましたが、これまでご出演頂いた他のゲストの方々のお名前をご紹介いたします。 第1回ゲスト私の広報担当の三木さん柴田さん、第2回ゲストみんなのマーケット(株) 取締役CTO戸澤拓也さん、第8回ゲスト (株)アクシス デザインプロデューサー吉田栄二さん、第9回ゲスト皮膚科医の高山良子さん、 第10回ゲストヘアーメイクアップアーティスト山下美紀さん、第11回ゲスト芸人のヒロシさん。この場をお借りしてご出演頂いたこと、御礼申し上げます。

そして、最終回ということで番組を聴いていただいた皆様、そして全ての繊細さんへメッセージを伝えたいと思います。

繊細さんは五感が発達していて、人が気づかないことまで気が付いてしまったり、苦手な音や匂いがあったり、人に気を使いすぎてしまったり、生きているだけでヘトヘト、疲れやすく一人の時間や睡眠時間を、たくさん必要とする方もいらっしゃるかもしれません。 人と違う感覚を持ち、そのことで戸惑ったり、誰にも言えず悩んだこともあったかもしれません。けれどもその感覚、繊細さは実はあなたの強みです。それを否定したりせずに、その感覚をぜひ大切にしてください。

あなたが繊細であるからこそ、できることがある。あなたは繊細であるからこそ、人に優しくすることができる。私は、繊細さんは心がきれいな方が多く、この世界を美しくしていく力を持っていると思います。 あなたのやりたいこと、得意なこと、仕事などを通じて、その繊細さを活かして、どんどん自己表現していってください。一人一人が世界をつくり、時には気の合う人と協力しあって、世界がさらに広がることもあるでしょう。

私は今、自分が繊細さんで良かったと心から思います。みなさまに出会うこともでき、ご縁があって、このような番組を持つこともできました。この番組は私の人生の宝です。 そして、繊細であろうがなかろうが、それぞれの方が、自分以外の他者を認め合い、本当の意味での多様性の時代が来るといいなと思っています。

「繊細さんいらっしゃい」の放送は、今回が最後となります。ゲストの皆さま、放送を支えてくださったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。それでは、またどこかでお会いしましょう。

Company Profile

INSIDE 主宰

石橋 典子 Ishibashi Noriko

1975年東京生まれ学習院大学法学部政治学科卒。 会社勤め、大病完治や出産を経て健康の大切さを実感。 産後に習得したピラティスを11年間指導、顧客からの要望でカウンセリング業を立ち上げ、コロナ禍以降カウンセラーの活動に専念。 各メディアでメンタルヘルスの重要性を伝える。 2024年2月で個人セッションは終了、新著書「不登校ってダメなこと?」が2025年2月発売。 現在は「ひとり暮らし」をテーマにした著書を執筆中。

https://www.noriko-counseling.com/